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薪ストーブ「雑誌」と真実!

正しい薪ストーブの情報が「みんなに届かない背景には」

 

今、薪ストーブの「正しく新しい情報」がお客様に届かない現状が続いている。
欧州などでは、毎年イタリアや各国で行われる薪ストーブメーカーの祭典において、

新商品や各国の法律・法規改正、更には環境規制や基準などの正しい情報告知が、長い歴史の中で行われてきた。
勿論、その参加メーカーは鋳物製・鋼板製・安価な暖房器具から高額なインテリア暖房家具まで様々。

毎年行われるこの祭典で世界各国の輸入商社をはじめ、販売ディーラーが新商品や新メーカーとパートナー契約を行う。
一方、日本の現状を見てみると、日本には大きな薪ストーブ製造メーカーがない為にメーカー祭典などは勿論ない。

結果、薪ストーブの殆どは欧州を中心に輸入されることになる。

ここで、皆様方に想像していただきたい。世界に大小合わせて数百の薪ストーブ製造メーカーがあり、その中から日本には約10メーカーほどが輸入されている。
そこで、とても重要になるのが輸入業者が何年前から日本に輸入しているブランドなのか、その数十年の歴史を持つ薪ストーブブランドは、

昨今の高気密住宅を想定して作られているかと言う点だ。話は少し変わり、皆様の情報収集は主に、「雑誌」「WEB」「最寄りの薪ストーブ店」などとなるだろう。

その際にとても残念だが、欧州などとは違う常識になってしまう。
昨今の高気密住宅専用で作られている薪ストーブブランドが多く日本に輸入されているなら

雑誌をはじめ、WEBやストーブ販売店も正しい情報が流通するのだろうが、様々な事情でそのようなことにはならない。

例えば、「住宅雑誌」などの編集社利益は、販売マージンより、各建築会社によるコマーシャル収益がとても重要なことは言うまでもない。
勿論、薪ストーブ雑誌なども他ではなく、「輸入商社」と「薪ストーブ販売店」がスポンサーになりコマーシャルをいれることになる。

日本には約10社ほどの輸入商社が20年以上前から輸入販売を行い、近年では高気密対応の薪ストーブブランドを追加したり、

シフトする動きが出ているものの、残念ながら、日本国内では依然旧式の薪ストーブの方が販売ディーラーには人気が高いようだ。

理由は、数十年前に店舗を作る際に数十台購入し、店内に埋め尽くされた旧型薪ストーブを変化させられないところにあるのではないか?
さらに、雑誌編集者がメーカーを取材すると、もちろん販売ディーラーに人気の旧型鋳物製をアピール。

その販売店に取材しても、勿論埋め尽くされた古いタイプの薪ストーブをアピールする。

決してそのことが悪いわけではないが、この一連の行動で、日本の薪ストーブ業界は省エネ住宅推進国の中で、

一番の遅れをとっている現実と、とても危険な施工や常識があることは眼をつぶってはいけない。
昨年、ある大手自然系住宅雑誌から問い合わせがあり、グループの代表が10年前に薪ストーブ監修をした記事を再度掲載したいと要望があった。

勿論、今の省エネ住宅にはとても危険な内容なのでお断りしたそうです。しかしながら同じような記事が出たことはいうまでもありません。

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